FC2ブログ

Stage 70

  • 2008/01/23(水) 11:25:31

バレエライフです

今日も開封ありがとうございます


すっかり寒くなりましたが
みなさま お元気でしょうか




【  徹底的なバランス  】



休んでしまったら回れなくなった
お稽古しないとバランスが取れない
そんな呟きを洩らしてしまう方は 
徹底的に自分のバランスの定位置を見つけましょう

ピルエット、グラン・フエッテ、アントールナン

回り物をするには確実なバランスが必要です


膝が曲がったまま、或いは仰け反ったまま、
又はルルベやポアントに乗り切れていない方は
先ず 確実に真っすぐ立つ、真っすぐに伸びる
自分の姿勢を何度やっても全く崩れないように 
プリエから立つ訓練をしましょう


立てたら 軸足にしっかり立ってルルベかポアントで
立ち、その位置を克明に体で覚えてしまいましょう

ピルエットでもピケでも一回ゆっくり正確に回って
みましょう


自分のバランスを覚えたら回転は早くなっても回数が
増えても同じ位置で立つだけなのです


ダフル、トリプルと総崩れの練習を何度しても意味が
ありません


一回転のトゥールで良いのです

回り終わってもしっかり立っていられるだけの
バランスと筋力を付ける事の方が
間違ったフォームで何度と回るより大切です


それから四回五回と回れても顔がついていないのも
意味がありません

一度、二度の回転でも良いから綺麗にバランスを
取りながら必ず顔をつけて回る練習を積みましょう!


アイススケートの選手は 何回と顔を付けずに繊細な
氷の上で回るのは凄いと思いますが 
顔が付けられないとバレエのトゥールとは
言えなくなってしまいます


バランスや顔の付け方を覚えたら速い回転、ゆっくり
バランスを取る一回転や二回転など驚くほど
容易い事に感じられる物です

焦らず確実な早道への努力をしましょう




【  昔  】



バレエの歴史を遡ると
現代ほど技術もなく
ふんわりとふくよかな女性が長いチュチュで
踊っていたような情景が残されています

ほんの何十年か前の録画を見ても どってりした
踊り子さんがいたり 遠心力だけでグルグル回る
ようなダンサー達がいます


今の子が加わったらトップスターになれただろう何て
軽率な感想を持ちながら 
昔昔の録画や写真を見た物ですが 昔の人って
舞台一つするにも移動手段もなく
舞台装置も御粗末で
手縫いの衣裳は物凄い重さだったんですよネ


昔話になりますが 自分達よりずっと前のダンサーを
想定した舞台に出た時に
何だかすっきりしない長めのチュチュのが重くて重くて 
頭に乗せた冠も西遊記の孫吾空の頭の輪のように重く
締め付けられて体を衣裳に振られないように踏張って
やけに疲労しました


大々先輩 師匠にあたるような年令の方のバレエ談義は
中々面白くて

閉鎖的な時代にバレエダンサーになった事の苦労も
ありながら そんな時代にダンサーになった個々の
顔触れがユニークだったり
苦労があったり

何にしても大変だったようですが 特に印象的なのは
トウシューズに本物の鉄が入っていたと言う事です

私の子供時代もトウシューズなどは種類なんてそうなくて
選び様もなく学校の上履きのようにサイズで注文して
細いも広いもなく一応に同じ会社の物を履いていましたが 

時代は進化していますネ

様々なカットや幅、中敷き、ソール、素材と今や
バレエもここまで恵まれたかと驚きを持って見守っています

昔の方で鉄のトウシューズの負担で足が悪くなったとか
変形してしまって泣く泣く諦めたと言う人も多々いたようです


鉄のトゥシューズに上履きみたいなバレエシューズ
ストレッチのきかないレオタードに遠心力で回るバレエ

バレエの高度な技術の進歩は環境の進化に平行すると
考えると納得です




東京も雪予報が出てきました


寒い時期は筋肉も固く縮こまっていますので

怪我には注意しましょう



スポンサーサイト