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Stage67

  • 2007/09/20(木) 23:38:19


【 完成を目指し 】

毎日レッスンを積んで
足の力、バネ、手応えを掴んで
ある程度のレベル以上に達したと
実感を持って 自分のバレエの最高峰に
届きそうだと思った時

同時にまだ足りない 後少しもうちょっと
頑張らないとと言う矛盾した感想が
浮かびあがりました

ここまでになったと思っても 
完璧の境地まで後一歩と言う時 
やはり一般のお稽古だけじゃ拭いきれない
弱い部分が浮上するんです

だから 私もお稽古場ばかりでなく 
お風呂上がり 寝る前に柔軟体操とストレッチ 
それから腹筋運動のようなトレーニングを
日々の生活に組み入れていました

同じようにお稽古して来てもやはり万人
それぞれの体質、強弱を併せ持っているので 
自分が足りないと思う箇所は自分で
トレーニングしていくのがベターだと思います。




【 極意 】


もっと大きくダイナミックにと指摘すると
ディベロッペの足先が グッと高くなったり
飛ぶ空間が高くなったり
次の一歩や 顔の向きが大きくなれば良いのですが

何だかドギマギとして 表現は変わらず
手のポジションだけが大きくなったり
指導の先生に見せるためか、前へ出てくるだけって
事がありました

小さくチマチマと踊るのを六畳一間の踊りなんて
呼ばれていたりしましたが

そもそも バレエは何メートル四方の空間で
踊ると言う規定はありません

現実問題、小さなスタジオでレッスンしなければ
ならない事情のある場合も多々ありますが
平行感覚や伸びる縦の延長線は場所によって 
面積や角度を変えるものではありません

子供の頃に 解りやすい説明のために、
良く糸釣り人形のように 上から首のラインを
引っ張られているように立ちなさい、踊りなさいと
言われた方もきっと多いんじゃないでしょうか?

それならその糸はどこから引っ張られているんでしょう
頭上1メートル?3メートル?

多分天井を通り越しておひさまの所からと言う
説明が続いた方が良かったのかもしれません

それから多分骨盤と肩甲骨を通過する永遠に
続く横の平行線が地球を回っているとか(^-^)

一番から五番の足のポジションがいつも同じなように
そこから上がった足の向きも同じだし
どんな動きでもやはり手のポジションも同じで 
大きく踊っても肘や指の位置、膝の向きや足首も
変わらないと

何年もお稽古して 基本が身についたと思える子でも
ほんの一言で全てを崩してしまう事があります

また、位置を向きを、又はポジションをと改めて
言うと今度はガチガチに固めてタンジュ一つ
物凄い力で出したりする場合が往々にしてあります

バレエはしかし力が余分に入れば高度なテクニックの
踊りは出来ません

あくまでも 縦に貫かれた糸釣り人形の軸と交差する
肩甲骨と骨盤の横の平行線 
これを守りさえすれば 美しく立てて様々な動きが
容易くなります

基本を咀嚼しながら完全に身につけて 
おひさまに或いはお月さまに向かって立ち、
宇宙にもオープンに狭いスタジオも何のその!
永遠に続くラインに忠実に踊りましょう



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Stage65

  • 2007/08/08(水) 22:18:09

===== stage65 =====




【  床を掴む  】

最近 舞台を見ても お稽古場を見ても
とてもきれいな方が増えました

伸びる、引き上げて踊ると言う事が
私の時代は一苦労でしたが

体型も美しくなったせいか 生活の洋式化が
身についたものか 綺麗に上に伸びて
踊る事が得意な子が増えてきています

でもちょっと残念なのは 上手な子でも
床を掴むように立っているのかな?と
疑問に思う事があります

ボディを引き上げて上へ重心を取るのは
とても美しい正しいポジションになりますが

床で滑ってしまった 床が安定しないと
言う場合 せっかく綺麗にできた物が
簡単に崩れてしまうのは勿体無い事です

ボディの使い方が上手になってきたら
今度は 足の裏を感じて立つ意識をして
みましょう

床を掴むように 足全体で床に吸い付くように
立ってみましょう

足の裏でテッシュペーパーを掴むように
伸ばすと言う風に習った方も多いかと
思います

私も良く足の裏でテッシュを掴んでごらん
なんて言われましたが 何も例え膝が
伸びてなくてもと言う勢いで甲を無理やり
伸ばそうとするのではなく それ位
膝の裏、足の内側を使って 足先まで
伸ばすと言う事でしたが

同様にピタリと吸い付くように 足の裏で
ボディ全体を支えると言う気持ちで
床を掴んで踊れたら 安定した立ち方に
なるんじゃないかなぁと思うこの頃です



【  柔軟な子  】


勉強をするのも 水泳やかけっこをするのも
柔軟性があって すぐ身で覚える事の出来る
子がいます

唯順応性と比較すると 習慣にない動きは
徹底していませんから 上手に体を使いきれない
器用ながら 反比例してしまう事があります

そうした場合 何を優先すべきでしょうか?

感覚を掴めると言うのも 柔軟な子なら
いつでも出来るか?いくつでもそうであるかと
言えば そうとも言い切れません

年齢やその子の体や感覚のバランスの具合に
よって 同じ子でも器用に次々こなせたり
或いは停滞してしまうと言う事があります

素晴らしい時期には やはり出来るだけ多くの
感じを掴む訓練を取り入れるのは大切だと
思うのです

たくさんのステップを次々こなせる、トゥールの
感覚を掴んで来ていて 完璧なフォームじゃ
ないけれど 随分向上的だと思えるなら
私なら 次々挑戦する物を与えてあげたいと
思います

勿論1番から5番までしっかり踵とつま先と
つけて綺麗に訓練する

正しいフォームでゆっくりでも正確にタンジュの
練習をする

勿論大切な事です

でも 余りに単純、或いはスローな重い練習
ばかりだと折角開花し始めた感覚が開かないまま
終わってしまう例をたくさん見てきました

山あり谷あり 背が高くなったり手足に肉がついたり
様々な時があって 様々な経過を辿りますが
バレエはとても若い時の数年が勝負になりますから
悠長に同じ練習ばかりを繰り返しているわけにも
いかないと思うんです

もしも あなたも自分の中で素晴らしい時期を
迎えつつあると実感されていらしたら
どうぞたくさんのスタジオ たくさんのステップ、
技術 多くの感覚と技量をつけられる時に
つけておきましょう
才能は待ったなしです

stage64

  • 2007/06/22(金) 12:08:54

【  お尻が出る?  】


真っすぐに立った姿勢で 
脊髄からストンとお尻につながる 理想的な体型です

鍛練によって 正しい筋や筋肉を使う内に 
正しい姿勢になる方もたくさんいらっしゃいます      
ただ 骨格としてお尻が出てしまう体型の方もいらっしゃいます       お尻や膝、くるぶしや甲が真っすぐに伸びているって
実は幸せな事んですよネ 

それでも肩が丸い、首が短い、太りやすい、甲が低い
雰囲気がない等と みな何て様々な傾向や癖があって
悩みの尽きないものでしょう!     

一般論として見た目が美しくなければバレエの才能に
欠けるなんて悩んでいませんか?

しかし実際バレエで身を立てたり成功する方の中には
身体的な悩みが深かった人も多いんです          

一つづつ良く見てください 
持っているものを隠すように誤魔化したり ねじ曲げて
使ったりしないで 
骨格を見て左右、前後に傾いたり圧迫したりする箇所が
ないように自分の骨格を受け入れて、
正しい位置で訓練を積みましょう

背骨に対して骨盤、或いは膝や足首を平行に保ちましょう

お尻が出ると注意を受けやすい方は
骨盤を縮めるように立ってしまったり 膝が曲がっていると
言われる方が膝下だけ開くように捻ったように立ちながら 
上達するのは不可能ですが 
例えお尻が出ていても腰を引かず股関節が床と垂直に
真っすぐ立てているならそこで練習を積みましょう           

その上で出しやすい範囲の内股に足を使わず自分の体型の
中で開いた足使いを試みる          
股関節から垂直、平行にアラ・セ・ゴンに出すように気を
付けましょう

正しくお稽古をしていく内に悩みを克服されている事に
気付く日がきます。




【  踊りによってトウシューズは違う  】



初心者の方からは 
良く何でもトウが使いこなせて凄いなんて言われる事が
ありましたが 練習の時、自主練習の時、本番、
踊りによってもトウシューズは違います 

舞台でシルフィードを踊るのとパキータを踊るのと同じ
ポワントだと上手く行きません         
ある程度踊れるようになると もし履かなくちゃならないならば
ある程度どんなポワントでも履けるようにはなりますが 
自分の足の傾向や形、慣れなど様々な要素を汲む物を
選んでも 更に本番の踊りに目標を設定して 
一番良い状態の履きやすい踊りやすい物を作っていきます 

細かい動きが多くてドゥミポワントの必要があるような
踊りの時には柔らかく履き慣らしたトウシューズが必要ですし 

グラン・フェッテやピケがたくさん入る踊りならトウの安定する
固めのポアントが必要です

ずっと練習してきた踊りが 本番で成功するためにも
是非取って置きのポアントを常時作っておくとベストです

トウシューズも色々出てきて便利になりましたが  
まとめ買いすると痛かったりします。
洋服のバーゲンに走ってトウシューズは又今度と思った物が
入荷しないまま本番に近づいてかなりピンチに陥った経験が
あります

バレエリーナにとってトウは大切な物ですので
みなさまは困ったなんて言う羽目に陥らないように
どうぞ常に新品も一足確保してくださいネ